2010年01月15日

今すぐでも実現可能な直流ハウス


  「直流ハウスでエネルギー革命は可能か!?」を書いたのは2005年1月6日のことである。三重県に住んでいたころ、中部電力の燃料電池システムの実証装置をみせてもらった時ひらめいたのである。現在の電力会社からの配電される交流からの変換ロスと、太陽電池発電などからの交流への変換ロスがそれぞれ6%あることを知り、直流ハウスをつくれば少なくとも12%の節電、すなわち、二酸化炭素の排出も同じ率で削減できるというものだ。結論はだれか「直流ハウス」をつくってくれませんかというものだった。
 ようやく世の中が萬晩報に追いついてきたことが嬉しい。シャープが「DCエコハウス」の開発に乗り出し、パナソニックも今後の家電開発として「直流」がキーワードとなっている。パナソニックの構想で面白いのは家庭内で直流と交流を使い分けるという発想だ。もう一つ直流家電製品の電圧として12-48ボルトで駆動させるという考えだ。なぜなら乗用車のバッテリーは12ボルトでトラックが24ボルトだからである。



 パナソニックは直流と交流を「使い分ける」と言っているが、考えてみればキャンピングカーにはあらゆる家電製品が搭載されていて、すべて直流で動くようになっている。テレビだって、クーラー、冷蔵庫だってすでに実用化されている。外形を家庭用につくりかえるだけで、直流ハウスはいますぐにも可能なのである。

 仮に12ボルトとから24ボルトに規格が統一されれば、電子機器ごとに入っている「電源」が不必要になる。パソコン回りにはパソコン本体、液晶パネル、プリンター、モデム、外部スピーカーなどの電源とコード類がクモの巣のような配線になっている。また携帯電話や電子カメラなどの充電器のたぐいも“電源コード”をそのまま機器につなぐだけでいいはすである。これがすっきるするだけでも暮らしは明るくなる。(伴 武澄)

 【技術フロンティア】太陽電池生かす「直流」 【日経ビジネス】
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090428/193297/

 直流ハウスでエネルギー革命は可能か!?
 http://www.yorozubp.com/0501/050106.htm

 エジソン時代の直流・交流論争
 http://www.yorozubp.com/0501/050107.htm

 究極の分散型電源は燃料電池車
 http://www.yorozubp.com/0501/050108.htm

Posted by Yorozubampo at 14:35│Comments(1)TrackBack(0)直流ハウス

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http://ch01617.kitaguni.tv/t1540147
この記事へのコメント
 太陽光発電の実用化は、技術的に、まだ沢山の課題があると思います。
 ① 受光セルの発電コスト
 ② 蓄電池の減価償却費
 ③ 機材を置く場所

 恐らく、商用電力が行き渡っている地域での実用化は“負”の発電となるでしょう。マニアでない限り直流ハウスを取り入れる人はいないはずです。

 太陽光発電は、一年中カンカンと照りつける砂漠地帯で、“水素”の製造に適しています。
 風力発電と海波発電が、もっとも現実的で実用的な発電で、化石燃料を駆逐するのは時間の問題だと思います。

 

 
 



  
Posted by 島原の乱 at 2010年01月18日 14:25