2009年12月18日
賀川豊彦がまいた種 【家の光1月号】
1919年に出版した『涙の二等分』という詩集があります。賀川はスラムに入って間もなく、「もらい子殺し」という「商売」があることを知り、なにより悲みました。「もらい子殺し」とは貧困などの理由で育てられなくなった子どもを5円、10円でもらってきて飢え死にさせる商売です。
ある時、賀川は警察署で貰い子殺し容疑で検挙された産婆が連れていた乳飲み子をもらってきて育てようとします。この子が手に小さな石を握っていたことから「おいし」と名付けました。しかし、おいしは、まもなく賀川の腕の中で死んでしまいます。その悲しみを詩にしたのが「涙の二等分」です。
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2009年12月13日
神戸に新・賀川記念館が竣工

賀川豊彦の精神、次世代へ 記念館完成祝い竣工式 【神戸新聞】
日本を代表する社会運動家賀川豊彦(1888~1960年)の理念を受け継ぎ、事業展開の拠点として建てられた「賀川記念館」の竣工式(献館式)が12日、神戸市中央区吾妻通5の同館で開かれた。運営する法人関係者や地域住民ら約200人が、真新しい施設の完成を祝った。
賀川が新生田川地区で活動を始めたのは1909(明治42)年12月。旧記念館は活動開始50年を記念し、63年にできたが老朽化したため、活動を始めて100年になるのに合わせ建て替え。総事業費8億2300万円をかけて、今月完成した。
新しい記念館は鉄筋5階建て。運営する社会福祉法人・学校法人「イエス団」本部や保育施設のほか、賀川の業績を紹介するミュージアム(来年4月オープン予定)も設けられる。
竣工式では、イエス団の木村量好理事長が「皆さんの協力に心から感謝する。今後も地域社会のために尽くしたい」とあいさつ。賀川豊彦献身100年記念事業神戸プロジェクト実行委員会の今井鎮雄委員長は「賀川が今、ここにいたらどんな事業に取り組んだか、を考えながら新しい仕事を進めてほしい」と呼び掛けた。(河尻 悟)
2009年12月04日
338法人が5代続けて天下り【毎日新聞】
天下り:125人、338法人の422ポスト 総務省調査
http://mainichi.jp/select/today/news/20091204k0000e010090000c.html
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総務省は4日、各府省から理事長など役員への再就職が5代以上続いている独立行政法人・特殊法人(特殊会社)・公益法人を調べたところ、5月時点で計338法人の422ポスト(総計2110人)に上ると発表した。うち125人は、各府省からの天下りと確認された。
調査は各府省の自己申告に基づくため、天下りによる再就職が125人にとどまるのかは不明だ。原口一博総務相は同日午前の会見で「調査は十分ではないと思う」と述べ、再調査する意向を示した。
調査は、独立行政法人など約7000の法人について、理事長や会長、専務理事、常務理事など役員への国家公務員の再就職状況を対象とした。
その結果、現職の役員69人、過去職の56人が天下りと認定された。特に、「財団法人ゆうちょ財団」(郵便貯金振興会及び財団法人郵便貯金振興会時代も含む)は、郵政事務次官や総務事務次官が5代にわたり、理事長に天下りしていた。原口氏や長妻昭厚生労働相は、天下りが5代以上続く法人に対する補助金を廃止する考えを示している。
各府省別では、国土交通省が天下りが最も多く40人。次いで▽総務省28人▽農水省24人▽財務省8人▽公正取引委員会、防衛省5人▽警察庁4人--と続いた。【石川貴教】
2009年12月01日
車検用紙を転売して利益 最大18倍【東京新聞】
事業仕分け会議のおかげで、次々と官僚の天下り先のいかがわしい仕事が明らかになっている。
2009年12月1日の東京新聞の朝刊1面トップは「車検用紙 天下り先転売で利益 元値の最大18倍」。なんとも情けない仕事ぶりではないか。
全国官報販売協同組合 http://www.gov-book.or.jp/
社団法人日本自動車整備振興会連合会 http://www.jaspa.or.jp/
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民間の整備工場で車検を受ける際に必要な用紙をめぐり、用紙を印刷する独立行政法人国立印刷局や国土交通省OBの天下り先団体が、次々に自らの利益を上乗せして流通させていたことが三十日、本紙の調査で分かった。整備工場の中には、用紙を最高で元値の十八倍で購入していたところもあった。国立印刷局は同日、「民間にもできる事業」とし、この用紙事業から撤退する方向で検討していることを明らかにした。
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